- カタルーニャ独立
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スペインのカタルーニャ、どうなってる?
2017年10月1日、スペインのカタルーニャでは、カタルーニャの独立を問う住民投票が行われました。
カタルーニャ政府は住民投票の結果を受けて、一時的な独立宣言をし、それを保留にしている状態です。(10月20日現在)
なぜか?
独立の理由はまた別の機会に詳しく書きたいと思いますが、
保留にしている理由は、スペイン政府が全ての対話を拒否している(この問題にきちんと向き合う気がない?)からだと私は思います。
これまでのところ、住民投票阻止のための暴力的な捜索やカタルーニャ政府高官の逮捕に始まり、カタルーニャに対しいろいろな弾圧を加え、暴力でこの問題をねじ伏せようとしているようです。果たして今後どうなるのか・・・
ここに、今のカタルーニャの現状をよくまとめてあるビデオがありましたので、シェアしたいと思います。英語版なので、要約をビデオの下の方につけておきますね。
ビデオの要約(カッコ内はコムリンの補足です)、
・今バルセロナのあるカタルーニャはスペイン政府からの弾圧を受けている。
・10月1日に行われたカタルーニャの独立を問う住民投票では、スペイン警察が、お年寄りも男女の区別もなく、素手を挙げる住民たちに暴力を振るった。(スペイン警察の暴力により、800人以上のけが人が)
・スコットランドでは平和的に行われた同じ住民投票だが、カタルーニャでは投票に行った人々は罪人のように警棒でなぐられた。(ゴム弾を発射し、倒れた人々の腹を蹴る、階段から突き落とすなどの明らかに不必要で悪質な暴力も!!)
・カタルーニャ政府は何度もスペイン政府に住民投票の遂行を要求したが(適正な法的手段をとり、18回要求)、スペイン首相マリアノ・ラホイはそれを完全拒否。一切の対話を拒絶。
・住民投票を平和的に行おうとしたカタルーニャ住民に対し、スペイン警察はEUの国でかつてないほどの暴力をもって投票の阻止を試みた。
・暴力と恐怖の中、2百30万人の人が投票をし、その90%が「独立賛成」を支持。(ちなみに、コムリンには投票権なし!!)
・スペイン政府と国王は、住民に対して行われた暴力に一切言及せず。
・それどころか、独立運動を進める2つのNGOの責任者を「暴動を起こした罪」で逮捕。この罪での服役は最高15年。(しかし、このNGO団体は一切暴動を起こしていない。)
・私たちはあなたたちと同じ普通の人々だ。私たちの自由と民主主義を守るため、助けてほしい。
・見て見ぬふりをせず、どうかこのビデオをあなたの友人や周りの人たちにシェアしてほしい!!
ということで、コムリンが住むバルセロナのあるカタルーニャは、今かなり緊迫した状態であります。
できるだけたくさんの人にこの問題を知ってもらいたいので、ぜひビデオや記事のシェアなどよろしくお願いします✨
最後まで読んでくださり、ありがとうございます💕
スペイン中央政府は、もっと、寛大な方策を模索し。被弾圧側の論理に配慮して頂きたい。
スペインの財政、芸術に占めるカタルーニャの力は大きい。だから、なり振り構わず抑えにかかったのてしょう。しかし、カタルーニャも独立となると、国防やEU対策 など、困難な問題がある。
独立したいのなら、応援するよ、無理になったら、また、もどってくればよいよ。
くらいの大らかさがないと、また、血を見ることになる。
カタルーニャの旗の赤い線の意味を考えて、二度と、このような旗を作らずにすむように、
中央政府は、考慮されたい。
貴重なご意見ありがとうございます!返信遅くなり、申し訳ありません。
スペインの政治家や統一派の方々にぜひ読んでいただきたいお言葉。
しかし、あちら側の人たちはカタルーニャを対等には見ていないですし、むしろカタルーニャが意見することすら許せない、自分たちが支配して当然と思っていますので、穏便には進みません。
お互いに尊重しあえばもっと双方にとってよい解決策があるのですが・・・そう簡単にはいきませんね。